ゆくぱランチャー

人生・趣味・思い込み

たまには海釣りをしないで海を眺めて感慨にふける

単に具合が悪かったのである。

朝起きて具合が悪くても海に行けば元気になるんじゃないかと思い、無理をして30分もかけて車を運転して到着してからも一向によくならず、ぼ~っとしながら竿もださないで海を一日中眺めていたことが数回ある。

そんなある日、漁港内の海面をぼ~っとしながらみていると、何かがひょこっとあらわれたと思ったらすぐに潜ってしまった。

何だろうと思いながらず~っと見ていると、

定期的に海面に出たり潜ったりしていた。

どのくらいの間隔だったか覚えていないのだが、たぶん一分以内だったと思う。

まるでモグラ叩きのモグラのような感じがした。

そうしているうちに見失ってしまった。

何だったんだろう?

後日、師匠たちにその事を伝えると、いろんな意見が出てきた。

小動物じゃないかと言われたが、とても泳いでるようにはみえなかったし、出てきたのが頭だとしたら、かなりデカい。

海面によくいる鳥じゃないかと言われたが、鳥が海に潜る様子は何度も見ている。

それじゃウミガメだ、と言われてビックリ!

でもあの時、ぼ~っとしてたせいでよく見てなかったが、なんかウミガメのよう気がしてきた。

ウミガメがなぜ漁港内に?

仮にウミガメだとして、なぜ漁港内に入ってきたか疑問が残る。

産卵だったら砂浜に来るはずなので、単に餌を追いかけて漁港内に紛れ込んだのかもしれない。

しかしウミガメなんて水族館でしか見たことが無いので貴重な体験だった。

具合が悪くなければ、もう少しよく観察できたのに…。

海釣りを続けていればまた会えるかもしれない。

師匠たちはウミガメやスナメリが漁港近くまで来たのを数回、目撃したことがあると言っていた。

海に行けばいろんな生き物達に出会えると今更ながらに感じた。

今度はスナメリにも会ってみたい。