ゆくぱランチャー

人生・趣味・思い込み

船釣り以外は楽しい海釣り

私は船釣りはしないと誓ったのでいまだに船には乗っていない。

たぶん船酔いしなければ最高に楽しいはずだが、これまで2回船釣りをして2回とも地獄に叩き落とされたのでもう行くことは無いだろう。

師匠たちは船釣りをした後に私がホームにしている漁港に寄って釣果を見せに来る。

クーラーボックスに入りきらないくらいの大量の魚たち、大きさがマックスのカレイや、私が釣ったことがない魚などを見せて私を船釣りに誘おうとしている。

いくら誘われてもあの思いは2度としたくない。

あんなデカい魚を釣ってみたいという思いはあるが、今の私は陸っぱりで充分である。

陸っぱりの魅力はなんといっても自由な時間。

朝マズメから夕マズメまで場所を変えながら一日中釣っていられるし、いつでもやめて帰ってこれる。(船釣りは帰りたくても帰れない)

満潮や干潮で魚が何処にいるか考えながら釣るのも楽しい。(たまにビギナーズラックがある)

餌釣りで釣れなければサビキやルアー、投げ釣りで釣れなければウキ釣りにチェンジ。

雨の日はレインコートを着て、風が強い日は風が凌げる建物を背に、夏は大量の汗をかきながら日焼けで真っ黒になり、冬は冷たい西風をモコモコになるまで着込んであたりを待つ。

海釣りをしない人から見るとアホにしか見えないが、やっている当人は楽しくてしょうがない。

魚が釣れると楽しいが、釣れなくても楽しい。

もう病気である。

釣りキチや釣りバカ、釣り道楽の称号をもらう日も近い。