ゆくぱランチャー

人生・趣味・思い込み

仕事をサボって海釣りに行ったときに出会った伝説の人物

私はついに、いてもたってもいられなくなり仕事をサボって海に車を走らせていた。

その頃の私は寝ても覚めても海釣りの事しか考えられずにいた為、自分の欲望を満たすにはこうするほかなかった。(いいわけ)

私の家から車で片道30分の距離にある漁港に到着。

いつも週末は人がたくさんいて、思うようなポイントを探れなかったが今日の漁港内は貸し切り状態なはず。

一度釣ってみたいと思っていたポイントをめざす。

私が向かおうとした手前の所で釣っている人物を発見。

80才位だろうか、1人の男性が置き竿2本と手に1本持って何かを釣っていた。

マスタークラスのような感じはしたが、はたしてあの場所に魚がいるのだろうか。

私は歩いてその横を通り過ぎ目的地に到着。

少し高い防波堤で上から見ると、ここのほうが絶対に魚がいそうな気がした。

気分良くキャストするも、なんと1投目で根掛かりしまい、仕掛けを失っってしまった。

そういえば今日は来る予定が無かったので予備の仕掛けを準備していない。

がっかりしてとぼとぼと歩いて車に向かう途中、あの老人を横目で見ながらこんな所に魚なんているのかな、と思いながら立ち止まってしまった。

私は1人で楽しみたいタイプなので、知らない釣り人には話しかけいようにしていたが、つい話しかけてしまった。

私「こんな所で釣れるんですか?」

彼「誰もやらない所に魚がいるんだ」

私「へぇ~そうなんですか…えぇっ!」

目の前で魚を釣り上げていた。

やっぱりマスタークラスだった。

今までの私だったら、こんな所ではやらなかったが、その光景を見て海はどこでもポイントになると思い、さらに視野が広がった。

そのあとしばらく話してたら、師匠たちの知り合いだと分かり、師匠たちの会話の中でよく登場する人物が彼だと分かった。

数々の伝説があるみたいだが、私もこれからいろいろな武勇伝を聞かされるだろう。

どの世界にも伝説と呼ばれる人物が存在すると思った。

私もあの年齢まで海釣りを続けていたら、伝説と呼ばれるのだろうか。

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今まで聞かされた伝説

年金暮らしなので道具は大切に使っているらしい。

  1. 六段以上あると思われる振り出しロッドを三段位出して短い竿に見立てて海釣りをしていた。
  2. 釣った魚を目の前でばらしていた原因は拾った釣り針のかえしが無いのを後から気付いた。

もっと伝説を聞きたいので長生きしてほしい。

 

ハマってから覚えた用語 ③

【みお筋】

漁港内には沢山のポイントがあるが、その中のひとつで漁船の通り道の事。

船が座礁しないように通り道にあたる所は他の場所より深く掘っているらしい。

掘ってあるので水深があり、その両脇はかけあがりになっていて、そこに魚が付くというが…。

しかし、イメージはできるが見えないので予想して仕掛けを投入するしかない。